
ヒノキ サワラ シノブヒバの果毬です 檜屋のコニファーコレクション
檜・桧(ヒノキ・ひのき) 日本書紀には「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」と書かれています。 ヒノキは古くから社寺の建築用材として最適で最高の材となることが知られていたようです。 「ひのき」という名の由来は サワラとヒノキは同属であり、雑種が形成される場合がある。 「富士2号」などはその例であるが、この組み合わせの雑種は基本的に稔性が低く、次の世代が生まれにくい 4) 。 材質のよいヒノキと、生長の速いサワラの特性を併せ持つ品種の育成を目指して品種改良がおこなわれてきたが、いまだに広く利用される品種の開発には至っていないようである。 文献 1) 大橋広好・門田裕一